『大事なもの』ぴろ

kikoribunko2008-10-12

今日は神村恵さんの稽古に参加させていただたきました。捩子ぴじんさんが見学にいらしていて、「ハカラズモ」(doracom@森下スタジオ)がおもしろかったとおっしゃっていたので、稽古終了後、見に行きました。なるほど意欲的、実験的な作品でした。ダンスとも演劇とも言えそうな身体のあり方が面白かったし、前作では「鼻歌オペラ」と称したそうだけれども、全編セリフ自体は、ほぼ録音されたものがスピーカーから流れる中で、役者が生で歌う鼻歌だけが前面に響いてくるという構成もとても素敵でした。アフタートークで、作・演出の筒井潤さんが、「普通の演劇は悲しみとか喜びとかが伝わってきて、お客さんはじーんとするわけだけれども、(doracomでは)もっと生理的なものをお客さんとの間に成立させたい」というようなことをおっしゃっていて、なるほどなあと思いました。

閑話休題



『大事なもの』

わたしには大事なものがある。
家族と友達と猫だ。
こんなにたくさんあって、
わたしは
しあわせだ。
そして
今あるものを大事にするだけで精一杯だ。
だから
欲張らないで
今あるものを大事にしていこう。
今あるしあわせを大事にしていこう。

『台風一過』ぴろ

心配されていた台風も関東地方を通り過ぎたようで、今日は昼前から陽射しが帰ってきました。

自分のことを書いて恐縮ですが、ここ数週間、「何を頑張るか」ということについて、考え中。
もちろん「頑張らない」という選択肢もあることにはあるわけですが。
「何を頑張るか」が決まらないと、「どう頑張るか」にいけない。迷っている時間はそんなにない。

昨日見た夢。妹と弟と3人で、地元長野のスーパーの前の駐車場で喫煙していたら、変な女性カメラマンがいきなり激写してきた。そして「ここは禁煙区域だから」と言って、写真をネタに脅迫されそうになりました。

31歳になりましたよ!【ピロ】

みなさまお元気ですか?
朝晩めっきり涼しくなり、いよいよ秋到来ですね。昔は春が一番好きだったけど、3年前くらいから、秋が一番好きな季節です。これも年をとったせいかなあ。そんなわけで今日31歳になりました。

31歳を記念して、25歳くらいのときに書いた文章を再掲します。


ライナスの毛布のように」とはもちろん大島弓子作『バナナブレッドのプティング』の中の一節である。
『ピーナッツ』を読まなかった私は最近までこの言葉の意味するところを知らず
気づいたときは感動にふるえる思いであった。
なんともやさしく
心地のよい
すてきな詩句であろうか
その毛布を想像するたび私は夢心地になり
どこかの寝室の片隅でその毛布にくるまって眠りたいとねがう
同時に毛布となってどこかのライナスの傍らによりそいたいとねがう
いつか私がこどもを持つことがあったら
私の中の毛布は消えてゆくだろうか
それともまだそこにあるだろうか






私ってほんと進歩ないな、と思う今日でした。
では。

ももちゃん!おかえり!

朝日に輝くとびのようになりたい

大変遅くなってしまいましたが、ももちゃん、無事帰国とのこと、おめでとうございます!!同じ空の下だったとはいえ、会おうと思ってすぐ会える距離にももちゃんがいるのはやっぱり素敵です!うれしい!カナダでは色々なことを吸収して帰られたことと思います。早くお話が聞きたい気持ちでいっぱいです。本当に、心から、お帰りなさい!!

日本はずいぶん春めいてまいりました。私もやっとアンカ(お湯入れるやつ)が手放せそうです。
写真は


今度、ほんの5分ほどですが、ソロを踊る機会を頂きました。3/22(土)・23(日)(岡村は23のみ)、映像作家の大木裕之さんの上映会+パフォーマンス会です。大変興味深いイベントですので、ご興味ある方、是非どうぞ!詳細は→http://blogs.yahoo.co.jp/tamatama_ooki/
場所は中央線、武蔵小金井アートランドというところです。

と、ご案内しておいて申し訳ないのですが、練習がはかどらず、私にソロは無理だー(だあぁ…だあぁ…←エコー)と叫びたくなるほど、絶望の淵にたたされております。自分がただ楽しんで踊るのであれば、お金を頂いてお客様に来ていただく意味がない、と頭ではわかっているのですが、見ていただく価値があって、自分も楽しい、という状況が、今、よく分からなくなっております。

今夜は帰り道の公園で、コートを着たまま踊っていたら、アイポットをアスファルトの上に落とし、壊しました。アイポット、壊したぞう!(ぞうぅ…ぞうぅ…ぞうぅ…←エコー。くどいですね)。
どうなることやらですが…。時間は流れてまいります。


がんばります。


皆様もどうぞお元気で。

ではまた。

『春のあいさつ』 もも

ご無沙汰しております。そして明けましておめでとうございます。って、もう3月!?!月日の経つのは本当に早いね。もう春だよね。みんな元気にしてるでしょうか?

私は昨年の11月に帰国しました。7ヶ月間の海外生活で「これができるようになった!」ということはなかったけど、「できるようになりたい!!」ことをたくさん持って帰ってきました。今は少しずつ勉強中。先月からはWebデザインの学校にも通い始めたよ。この先どうなるか全然わからず不安だけど、できることから一歩ずつ。

今は実家暮らしで学校まで1時間半の道のり。先日電車の中で読む本を忘れてしまったので、学校の近くの古本屋さんで『BRUTUS 天才に学べ 2006/3/1号』を買って読みながら帰りました。その中で3歳にして独学で紙切り芸を身につけた7歳の天才男児の話が載っていて、「将来の夢は『紙切り名人もいいけど、ウルトラマンになりたい』」とあるのを見てほろりとしてしまいました。こういう子供のこころって大好き!!今の目標はそれに触れるお仕事をすることです。う〜ん、まだまだ遠いなぁ。

そんなわけで、私も元気にやっています。大変遅ればせながら、今年もどうぞよろしくね。みなさんステキな春をお過ごしください!

『カナダ暮らし記2』 もも

このおもちゃもかわいい

昨日寝ようとしたら、ふとんがもぞもぞっと動いた。「まさかオバケ!?」と思ったが、何のことはない、猫君がお休みになってただけだった。そうです、今住んでいるアパートでは猫を飼っているのです。彼の名はチャップリン。同居人のカレンは映画好きでシナリオライターでもあるのだけど、この命名は素晴らしいと思う。

彼は黒いスーツを着てるみたいな白黒模様、ちゃんと蝶ネクタイも締めている。ただひとつ違うのは鼻の上にほくろがあること。性格は臆病で寂しがり、そして甘え上手。自分がとてもかわいいのを知っていて、それを巧みに利用する。例えば人が出かけようとすると、目の前で「あはん」というポーズでごろりと横になる。「もう学校なんて行かなくていいか」と思わせる作戦。お腹が空くとエサのあるところに誘導し、体を擦り寄せながら「ニャーニャー」と甘い声で鳴く。

ぴろ、猫ちゃんとはかわいいものですね。すこしぴろの気持ちがわかりました。もうメロメロです。

そんなかわいいチャップリンとの暮らしはとても楽しく快適だったのだけど、最近ここで暮らすことにワクワクしなくなってしまったので日本に帰ることにしました。が、まっすぐ帰っちゃうのももったいないので、バスでアメリ東海岸を縦断してメキシコでたらふく辛いものを食べてから、帰国する予定です。久しぶりの長期旅行がうまくいくか不安もあるけど、元気に行ってきます!帰ったらまた踊りの仲間に入れてくださいね!!

日本ではまだ暑い日が続いてるみたいだね。こちらはもうかなり涼しいです。猫君がお布団で丸くなるくらい。みんな夏ばてに気をつけて、どうぞよい秋を。ばいばい!!

『カナダ暮らし記』 もも

マーケットにて

きこりのみなさん、こんにちは!ずいぶんご無沙汰してしまいました。が、私は元気にカナダで暮らしてます!心配してくれてありがとう。

博美ちゃん、私も同じように途中まで書いてはうまく書けなくてあきらめるっていうのを繰り返してたんだよ。でも今日はもうちょっと根気よく、最後まで書くぞ!

私は7週間のカナダ横断旅行を終えて、6月からモントリオールという街で暮らし始めました。ここはフランスからの移民が多い地域で、公用語はフランス語。道路標識もレストランのメニューもスーパーでの挨拶も。でもさすがバイリンガル国家カナダだけあって、かなりの人が英語も話せます。市民のほとんどが2ヶ国語以上を話せるなんて、誇らしいことだと思っていたんだけど…。

6月24日は、ここケベック州のカナダ国家からの独立を願う日。そのデモの中で「公共の場所ではフランス語のみを話しましょう」なんていうプラカードがたくさん掲げられていて、フランス語を話せない私としてはとても肩身が狭かった。カナダではイギリスからの移民とフランスからの移民の戦いが長いこと続いて、なかなか戦争に勝てなかったフランス人達は低い地位で生きることを余儀なくされてきたから、今でもその悔しさを忘れずにいようという意識が強い。そしてそれが英語排除の運動につながっている。その気持ちは理解できるけど、残念に思わずにはいられませんでした。

そんな訳でちょっと複雑な心境で、それでも英語学校に通っていました。これからは絵の勉強を始めるつもりです。今は言葉が通じない分、絵で会話できるのがすごく楽しいの!!まだ駆け出しだからかもしれないけど。。。

こちらは早くも秋の陽気です。東京は今大きな台風が来てるみたいだね。夏ばてに、そして台風に気をつけてね!それでは。